エビデンスが持つ説得力 【「学力」の経済学から学ぶこと】
どんな場面でも相手を説得する必要性がでてくる。
仕事ならなおさら、相手に納得してもらうことが非常に大切。
それには論理的な説明と共に、エビデンスが大切になってくる。
エビデンスがあれば説得力が大幅に上がる。
納得させることができる。
(女性にはなぜか通用しない)
林先生が驚く初耳学で、林先生が【「学力」の経済学】をすごくプッシュしていたので、アマゾンでキンドル版を買って読んでみた。
教育は、誰でもある程度語ることができる分野。
誰しも勉強して大人になっていく。
だから色々な持論が展開される訳だが、説得力という面で考えると、【東大に合格】とか【ハーバード出身】とか、そんな情報に踊らされてしまっている。
「一般化されていない情報」にどうしても目が行ってしまう。
教育するということに関して、少しでも携わる人にはぜひ読んでいただきたい本であり、親御さんたちにも実践できる内容が盛り込まれている。
細かい内容に関してはご自身で読んでいただきたいが、この本のすごいところは、なんとなく多数派の意見、一般的にえらい人たちの意見で、良いと思われることが多い教育の世界に説得力を持たせているところ。
エビデンスがあることによって、どちらの方が良い結果を生むかが一般化され、説得力が増している。
このことはもちろん日頃のことにも関わってくる。
相手を説得する材料であったり、自分の目標の設定であったり。
ある程度のエビデンスがあれば行動に移すことへのハードルが下がるはずである。
久しぶりに面白いと思ったので、残しておきます。